こんにちは〜
黒目の黒いとこでーす。
今日は暗い話なので気をつけてね。
学生時代、何をどうやっても好きになれない友人Aがいた。
めちゃくちゃ嫌いだった。今もきっと嫌い。
当時は友人Aと付き合わないという選択も許されず、だいぶ苦しんだ。
何より、友人Aと仲良くしろと周りが揃って圧力をかけてくるのがすごく辛かった。
友人Aのことで自分から毎日呪詛のごとく愚痴を垂れ流されていた友人Bは、たまったもんじゃなかっただろう。
その他の友人にも親にも、嫌いだ嫌いだと喧伝するような日々だった。
振り返るとひどい目に遭わせて申し訳なかったが、友人Bもその他の人間も、全員が自分に圧力をかけていたひとりひとりだ。
常に付きまとう「出会う全員と仲良くしなさい思想」の教育を本当にやめてほしい。
一体誰にどんなメリットがあっただろうか?
今自分はもう友人Aと会う必要がないし、物理的にとても離れている。
とっても気楽だ。人生がものすごく楽しくなった。
学生時代は圧力もあって、全員と仲良くなれない自分がおかしいのだと思っていた。
こんなに苦しいのも、すべて自分が悪いせいなのだと。
合わない友人Aを作り出した自分をずっと責めていたが、なんのことはない、自分はまったく悪くなかった(愚痴を垂れ流す行為はダメすぎるけど)。
友人Aだって悪くない。友人Bだってもちろん悪くない。
悪いのは、「仲良くしなきゃいけない」「仲良くなれる」という幻想。空論。
自分は、友人Aと、仲良くなれない。それだけ。
卒業してから何度か、友人Aや友人Bを含めた数人で会おうと連絡があった。
自分が「行ける」と言わなければ永遠にリスケされるため、毎回当日ドタキャンで対応していた。
非常に申し訳ない気持ちもあったが、それが一番だと思っていた。
ここで自分が気分を悪くして、その場の雰囲気も悪くして……という連鎖を想像すると、行かないのが最善だと考えた。
何より、なぜ楽しくもない会合へ金を払って行かなければならないのか。仕事じゃねえんだ。
その卒業してからの誘いに対しても罪悪感に苛まれることになったが、今はもう何も思わない。
なぜなら誘われなくなったから。
どうせ来ないからもう誘わんとこ、となったのかもしれないけど、どうでもいい。どうせ行かない。
今でも顔をしかめてしまうくらいには苦しかった記憶だし、もう二度とあの期間を過ごしたいとは思わない。
だけど、未来のあなたはとても楽しく暮らしているよ。
ではおやすみなさい。
いい夢を★