こんにちは〜
黒目の黒いとこでーす。
今回は読書メモでごいす。
1日30分の読書時間を自分に課してから、やっと本の消費が動き出したようですww
30分なんて大した時間じゃないように思うけど、YouTube見てたら30分なんてあっちゅーまだからな! 偉いぞ自分!
前座
佐藤航陽さんの「未来に先回りする思考法」という書籍。
えっ、プライム会員なら無料で読めるじゃんヤダ……
アマプラ契約してるなら読んでみて……
黒目はわざわざDMMで買ったのに!ww
まぁいつでも読み返せると思えば、、、
タイトル通り、どうやったら未来に先回りする考え方ができるかという内容の本。
むちゃくちゃ怪しいねww
帯にあるけど、99.9%の人は将来をちゃんと推測できないらしい。
自分はガツガツ頑張って大きな成功を手に入れるぜ!と燃えて生きてるわけじゃないけど、ジョブズはどうしてヒット商品を連発できたんだろうとは思ってて、これがその考え方のひとつの答えになってくれるんじゃないかと期待して買ってみた。
よく「世界の人間はiPhoneそのものを欲しがっていたわけじゃない」とか言われるじゃん。
あの手のひらサイズの板の需要が最初にあったわけじゃなくて、でも売れたってことは大きな需要が生まれたってことで、ってことはそういう考え方のテンプレでもあるんじゃろうかと思って。
感想
最終的な結論は人間が未来を予測することなぞ不可能じゃ!という言い切りと、でもある程度の方向は決まってる(歴史は繰り返すというやつ)ってところかなと。
経済の発展では同じような流れが何度も起こっているし、それはこれからも変わらないってことだろう。たぶん。
いや、書いてる文章は理解できたけど、内容を理解できていないというかww
一番印象に残ったのは、社会とは大きな川で人はその中で泳いでいる魚1匹1匹のようなものだから、魚が川の流れに逆らって泳いでいくことはできても、川の流れ自体は変えられないってところ。
つまり、社会の流れはどう足掻いたって一個人が変えられるもんじゃないんだそうです。悲しい。
Googleの検索サービスやAmazonのネットショップ、他の大きなビジネスも全部全部、”いつかは誰かがやっていたであろうこと”で、それをタイミングよく(他の人よりも先に、でもちょうど需要にマッチする価格と広まる環境が整っている状態で)始めることができた人が、まるで「未来を予測していた」ように見える。
ネットというインフラが整ってなかったら検索なんかできないし、ショッピングだってしようと思わない。要はタイミングの読み合いなんだとか。ひぇ〜
「いつか誰かがやる=川の流れる方向がある程度決まっている」なら、人間の考えることが似たり寄ったりってのは本当なんだねー。
だからこそ歴史を抽象化して自分で予測を立てられて、さらにそこで勇気を持ってエイヤッと実行しちゃう人は強いと、そういう話か?
あ、あと、もうひとつ印象に残ったこと。
Googleには「20%ルール」という、就業時間中の20%は会社から指示された業務とはまったく関係なく、好きなプロジェクトやアイディアに時間を使っていいよってルールがあるんですって。
全然知らなかったけど、検索かければむちゃくちゃ出てくるくらい有名らしい。
黒目も検索かけたらどわっと出てきた。
「未来の自分のために投資しようね♪」みたいな記事がたくさんあるけど、この本には「(Googleという企業の)リスクヘッジのための仕組み」と書いてた。
以下、イスラエルのGoogle社員にインタビューしたところのページ。
Googleを率いるような優れた経営者も、いつも正しい決断をし続けられるとは限りません。企業が大きくなればなるほど、創業者たちでさえすべての市場を正しく把握することは難しくなってきます。ネットの市場は変化が速いので、トップが意思決定をひとつでも間違えば、途端に時代に乗り遅れるリスクがあります。
佐藤航陽「未来に先回りする思考法」p.272-273
「だから、数万人いる社員の業務時間の20%をそのリスクヘッジにあてているんだ」と、彼は話してくれました。もし仮に創業者の意思決定が間違っていたとしても、数万人の社員の20%の時間を費やしたプロジェクトの中に正しい選択があれば、企業は存続できます。企業の80%のリソースを経営陣の意思決定どおりの仕事に費やし、残りの20%のリソースを社員の意識決定に任せる。これにより、企業全体がおかしな方向にならないようにバランスをとっているのです。
この仕組みは、Googleの経営陣ですらも常に正しい意思決定をすることは不可能だ、という前提に立ってつくられています。どれだけ多くの経験を積んでも、この世界の「不確実性」からは逃れることができないならば、いっそのことそのリスクも理解した上で組織をつくるという理詰めの選択の結果が、あの「20%ルール」なのです。この話には衝撃を受けました。
なげえ……削れんかったわ許して。
要するに「人間は絶対に間違うから、2割は余力を残しておこう」ってお話。
社員の未来のためじゃなく、企業の存続のための投資なんですね〜なるほどね〜。
まぁ結果的に福利厚生に見えるんだからラッキーだよね。いや狙ってるのかもだけど。
まとまらない
社会の流れは変えられないってことを受け入れつつ、完全に予測できることも無いって考えは頭にに入れておこうかね。
「世の中に絶対はない」「変化し続けなきゃいけない」ってこういうことなのかなぁ。
とにかく、もう3回くらいは読み返さないとあかんww
ではおやすみなさい。
いい夢を★